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ゆとりの生きた記録

今日、上司に退職を告げた。でも吐いた唾を呑んでしまった。

今日上司に退職を告げた。

 

今日のの昼の時間に「お話したいことがあるんですけど、業務が落ち着いた時間帯でお時間とっていたたけませんか?」と上司に声をかけた。その後、業務終わりに上司の方から「なんの話だった?」と声をかけてもらった。自分が話そうとした瞬間、上司は上に報告するために「録音させてもらっていい?」と携帯をを出して録音を開始した。多分上司は自分が退職を切り出すだろうと分かっていたんだと思う。

 

そこで自分は、3か月後の12月で退職したいと切り出した。上司の反応ははっきり言って予想外だった。「3年は続けてほしかった、前言ったこと覚えてる?」と言い、自分は「覚えてます。3年は続けた方が良いという話でした。」その後、上司は「でも考えた上でのことなんだよね。」と言い、最後は今の話受けましたと言って話が終わった。

 

はっきり言って、この2年半で自分は無能社員としての立場を完全なものとしており、退職の報告も上司は喜んで、受諾するものかと思っていた。ただ、これも心のうちは他人にはわからないので、それが録音もしてるし中間管理職として会社の離職年数を考えたものなのか、それとも本当に自分の事を思って言ってくれた言葉なのかは今となっては正直分からない。

 

しかし、自分の無能さを表現するのはここからである。その後考えると、現在バイクの免許を取るための教習が遅れていることや、3年務め3月にやめれば十分にアメリカ横断までの準備期間ができるじゃんなんてことを考え始めた。しまったと思った。今後、新卒で3年働いたと履歴書に書ければ、次の就職に有利になれるなどそんなことを考え始めて、やっぱりもう少し働き続けたいと考え始める。

 

きれいな履歴書を作るために生きてるんじゃないと心に決めたはずなのに、そんなことは完璧に頭から忘れていた。

 

それで、30分ぐらいしてから上司に「やっぱりもう一度考え直したいです。」などと話をしてしまった。一度吐いた唾を飲み込んだ。ただ、上司の仕事は早い。自分が伝えるよりも前に「本人の意志は固いようです」と既に理事長に伝えていた。

 

当たり前だと思うが、当然のように怒られた。そんな簡単に心変わりする話じゃないはずだよね、組織っていうのは退職となったらその方向で動いていっちゃうんだよ、なんて言ってた。

 

帰り道、こんな奴この世におる?なんて自問自答を繰り返し、いやでも世界は広いからなんて自分で自分を慰めてる。一時的に感傷的になったのと、退職の報告で頭がいっぱいになって視野が狭くなり遠くが見れなくなっていた。でも、それでもやっぱり退職の決意は固いことを確認できた。

 

上司には完璧に呆れられていたが、返事を一週間後に出すことになっいる。今は、そこでやっぱり退職しますと上司に告げるつもりだ。